長距離の混載サービスを提供する運送会社は沢山ある。知っている名古屋の会社だけでも東京⇔名古屋間を100台の車両で動かしているが、その料金は荷台の使用面積で決められ、荷台の30%の使用するなら一車代金の30%の価格になる。使用される車両はウイング車で貨物の多くは雑貨等のパレット物が中心で多くの運送会社が参入しているので、激戦の分、運賃もリーズナブルとなる。
食品や雑貨のパレット物には適するか、ただしこのサービスを利用して長尺物を運ぼうとすると大きな落とし穴がある。図式の様に4メーター物の長尺を運ぼうとすると4枚のパレットを使用することになり、少量であったらかなり割高になる。総合トラックの提供するサービスは、長い物や異形物を組合わせて運ぶ専門業者である。重量換算で運賃がはじきだせることができ、お客様が納得する運賃に近づけることができる。それでも異形状なモノと積み合わせるので大型車の荷台でも約7トンでほぼ満載になる。