3月31日の日記に書いた、物事を徹底するABC (A-当り前のことを、B-馬鹿になって C-ちゃんとやる)の、その後・・・。
実施に対する金一封、実施されなかった場合は金銭的ペナルティの制度は、効果的に機能している。
①ボイスメールはほぼ100%、②各事業所のミーティングも確実に行われ議事録も上がってくる、③クレーム報告も漏れが無い。
定期的なミーティングの実施は、経営スピードを高めているようにも感じる。議事録やクレーム事故報告は、各事業所にファックスで送信し掲示、実施状況がボイスメールで毎週報告される。見る聞くは本人の自覚だが、少なくとも全員に知ってもらるよう工夫した。
先日、大榮の吉田社長から、品質向上のためのABCのもう一つの手法を伝授してもらった。
①会社で徹底すべきことは多いが、何をすべきか・何をしてはいけないかを取り決め、「活動の方針」としまとめ明文化し発表する。
②その中で、特に守って欲しい項目を現場の責任者に自覚してもらう。
③その後は、実施されなかった場合は、ルール違反の本人ではなく、現場の責任者を厳しく注意する。
④働く仲間からの注意は、上司からの注意より効果的である。会社には仕事内容に応じて各役職がある。現場に対する取り決めの実施責任は、現場の責任者にあり、そのために役職がある。
(写真: 掲示板は、重要なツール)