コンビニの24時間営業や、大手スーパーの夜10時迄の営業は、今や日常的である。
ある店が集客目的で営業時間を延長し差別化を図ったら、いつの間にか周りも追随して24時間営業や深夜営業が日常化してしまう。先行している期間、一時的には売上が伸びたが、結果は昔の売上にもどってしまう。
本当に深夜営業が必要なのだろうか。夜間のアルバイトの仕事を増やし、若者を中心に深夜族を増やしていく。家庭の団欒も希薄になっていく。一方で京都議定書や省エネムードも口先ばかりのことに思えてくる。
数年前にコペンハーゲンに行った時には、土日は商店街が例外なく休んでいた。平日も午後7時頃には閉店してしまう。一時的には不便に感じたが、割り切ってしまえば問題もなくなる。買いたい人は買いにくる、みんなで営業時間を短縮すれば効率経営もできるし、働く人の休日も確保できる。
米国と欧州と比較すると色々と考えさせることがある。日本はどうも米国の方向に進んでいる様だ。