ブログ歴は比較長い方。2002年7月からブログを書いているが、いまだに誤字脱字だらけで文意が伝わらないことも、なかなか上手にならない。それでも個人ブログ/会社ブログ2社/フェイスブック/インスタと現在ではSNSで5媒体で気ままにアップしている。インスタグラムはコロナ感染頃からで最近のスタート。会社のブログが19年なるが、ブログによるこれといった反応は無い。たまに初めて来社するセールスマンが、社長のブログ読みましたといってくる程度。そんな時「読んでもらう為に書いてるのでないので読むなよ」と心の中でつぶやくことも。
ブログを書く切っ掛けは、会社のホームページだった。2002年頃はホームページビルダーの様な安価なホームページ制作プログラムはなく、システムエンジニアにお願いしページ当たり15~20万円位が相場で、数ページ作ると制作費はすぐ100万円位になった。大企業のホームページとは、コンテンツやデザインや機能において絶対的な差があった。それでもホームページが無いと発信できないので作ったが、紙の会社案内をデジタルにしたようなサイトであった。一度作ったらなかなか手は加えない。なぜなら変更は別途費用がかかるから。
作成を依頼したソフトハウスは、現役千葉大生が数名集まって学生ベンチャーで立ち上げた会社で、やんちゃで意欲的な取組をしていた。そこの社長が「日記システム」を独自で考えて、プライベートで自分の回りに起きたことをWEBに記録し公開していた。簡単なフォーマットで、写真も含めホームページの内容が素人でも書き換えられることに魅力を感じた。私の発案で企業ホームページのトップ画面に日記を表示をお願いしたら快く受け入れてもらい、それから今でいうブログを書く切っ掛けなった。書き始めて5年位した頃から世間でブログが一般的になってきたが、5年間続けた日記システムが、検索エンジンにひっからない致命的な欠陥が発覚して日記システムを断念した。過去にアップしたブログは、一日一日の内容を手作業で新しいサイトのブログシステムに引越しをかけ過去のブログを生かした。
北海道の丸和運輸機工様の事務所で、積み合せ運送をテーマにミーティング。
当社は建築資材・鋼材・長尺物・パレット物が扱い商品だが、北海道でアイスクリームの共配を提供するH社の社長や、チョコレート等の共配や3PLを全国規模で提供するK社の社長にも加わってもらい共同配送について異なる視点で意見が交わされた。共同配送にこだわらずリードタイムやチャンネルを縮めることの重要性も再認識した。
浜松の入出運送の納車式に参加させてもらう。
昨年プロのデザイナー(宋倉氏)に依頼して、トラックのデザインを一新した。従来の入出運送から「idex!」に通称を採用して、イメージを大幅に変えていった。
デザイナーの宋倉氏は、物流関係には顧客をもつものの、トラックのデザインは初めてである。それだけに従来の固定概念にはこだわらず自由な発想の作品を作り出した。
大型車をピンギーに4t車をピンガーに例えて、関連したデザインだが配色をガラッと変えた。兎に角カッコ良いデザインのトラックが出来上がった。
トラックのカッコ良さはとっても重要だと思う。やはりドライバーが誇りをもてる。
浜松のidex! 入出運送のレベルアップ研修に参加させてもらう。
テーマは「考えを共有する」、チーム戦で。
・二択のクイズ形式で会社の歴史や規模を楽しく学ぶ
・経営理念の全文を、20枚の単語カードにして、パズルのようにつなぎ合わせて正解を探る。
・良いドライバー、悪いドライバーのグループディスカッション
・1年間の事故報告と、山口さんより防衛運転について解説
① 目線は高く多く
② 他の車両に自分を認識させる。(早めのウインカー、ダブルブレーキ、アイコンタクト)
③ スペースを確保する。(車間距離 前の車の3秒~6秒/併走しない/信号待ち 一台分空ける)
④ 360度を意識(人間の目は30度 キョロキョロ/2秒のミラー)
⑤ 極力バックしない。(バックの事故が多い/2回に分けてバック)
この日に用意されたidex!のチームポロシャツが全員に配布される。
百数十名の社員が集まると熱気もある。
(写真2: 携帯用の経営理念ノート)
宮城県の運送会社のドライバーに聞く。
地震直後の東北地区のガソリンの高騰は凄まじかった様だ。リッター当り200円いやいや750円、最高値は1750円までいったそうだ。
津波の影響で、宮城県の車両台数は体感で半分になった。海側に運送会社の車庫が多い為だ。運送会社の車庫にトラックを置いて自宅に帰った社員はトラックがダメになり、トラックに乗務していた社員はマイカーを失っている。海水に浸かったトラックはディラーでも修理は受け付けない。電気系統がダメになって修理しても火災の可能性があり保障ができないとのこと。塩水に浸かったら廃車になる。保険等の保障は一切ない。
ある運送会社は、社員をすべて解雇して、避難所生活のドライバーは勤める環境にないので仕事にはありつけず、自宅が無事だった社員は同じ運送会社にアルバイトで再雇用される。その場合は手取りが10万円を切るケースも少なくない。
幸いトラックが残っても、被災地には運送の仕事が極端になくなっている。各地への発荷がないので、空車で関東や新潟に上がり1週間各地を運転して週末に東北に帰る。または首都圏にアパートを借りて出稼ぎ。発着も不定期なため、空車率も高く運送効率も悪い。