サングラスのネジがゆるみ、特殊なネジなので新浦安駅のアトレにあるメガネ店へ。修理後、そこで買ったメガネではないので料金を聞くと「結構です」と言われた。予期していたことで多少のお金を店頭に設置してあった募金箱に入れた。
アトレの駐車場にいれたので駐車代金を免れるためには、千円の買い物が必要。目に止まったのがユニクロ。靴下が不足気味だったので売り場に直行すると4足990円の表示。靴下を選んだ後レジにて、無理を承知で駐車券にスタンプをもらえと質問。あっさりと断られ、買い物はキャンセル。成城石井で1970円のブラックボトルを購入。
ついでにブライトンホテルへ、4日前に買ったラスクが油の質か悪く余りにも不味かったので、ほとんど手付かずの商品を返しに。レシートの有無を聞かれ、無いと答えると返金は出来ない言われた。返金が目的ではない、二度とこんな商品を並べてほしくないだけ。電話番号だけ聞かれたので書き残して帰る。一時間後上席らしき人から「貴重なご意見有難う」と電話があり、それで終わった。私として「やはり不味いですね」に類する一言が欲しかったが、立場上言えないのも解る気がする。
メガネ屋は例に適さないが、店のマニュアルを優先しすぎて相手の気持ちは二の次、人間味が少ない気がする。
機械的な仕事なら、働く人が面白くないかも。
ソニーのミラーレスカメラ(sony nexf3)、埋め込み式のストロボがちょっとした衝撃でも飛び出すようになりメーカー保障で修理にだす。修理を依頼し10日しても連絡がないので催促の電話と入れると、この故障は保証の対象外とのこと。一度落としたこともありボディにはキズもあり、それが起因しているとの説明。落としたことは事実だか、ストロボ収納時に引っかかり部分が弱くそれが原因だと思っていたのでクレームを入れた。原因にしては平行線と辿り、お客様窓口のH氏の強気で誠意のない応対に不満も感じつつ、再度見解を出して欲しいと依頼した。電話を切った後「何ためにカメラと修理に出したか」その目的を自分自身に問うてみた。気に入ったカメラを長く使うことが目的であったはずの修理、このままではソニーのサービスセンターへの不誠実さへのクレームが目的になってしまいそうだ。お客様対応のセクションではこんなやり取りが頻繁に行われておりそれはソニーの問題で、自分として関わりたくない世界に思えてきた。結局修理しないで戻してもらうことにした。
目的が摩り替わるはいくつもある。買い物も同様でショッピングポイントを気にして購入する人も多いが、私自身は割引をポイントとして貯めることには関心がない。快適な生活を維持するための買い物が、ポイントを貯める目的に置き換えたくないから。
6月1日より、関東地区のチャーター料金を大幅に値下げしたサービスを開始します。
長尺(長い物)やパレット物の混載(積み合せ)を運営しております20台の車輌が関東地区を広範囲に走っており、その車輌を活用してチャーター便の運行も合せて実施する運びになりました。回送距離も少ない為運賃も低価格で提供でき、タクシー感覚の料金でご利用いただけます。是非ご利用下さい。
ボランティア活動で老人の家庭に入った時、感謝の気持ちからお礼に一万円を貰ったとする。この様なことが度々続くと、そこに行くことの目的が奉仕からお金を貰うことにいつの間にかすり替わる。職探しにハローワークに、そこで進められるのが職業訓練。その訓練を受講すると手当てがでる、いつの間ににか職探しから手当てをもらうことが目的になる。怖いことである。会社で過去に人材育成の助成金を数年間もらったことがある。その時も同様な事が起きた。社員の人材育成のカリキュラムが、いつの間にか助成金を効率的にもらうことが目的になり、人材教育が二の次になっていた。
2000年にお客様と鉄鋼物流の合理化の可能性に意気投合して、メタル便という会社を起こした。新規事業でリスクも大きい中、サービス提供に必死になってきた。継続する内にお客様が増えて仕事が順調に回り始めると、維持拡大や収益が目的にすり変る可能性もある。メタル便は「鋼材流通のプラットホーム」作りを目的として、共同配送によりコスト削減を具体化する仕組みだ。その目的に共感して多くの協力者があってここまで来れた。初心忘れるべからず。目的貫徹の難しさを痛感するこの頃だ。