下諏訪に行く。行きは新宿からバスで下諏訪まで、帰りは上諏訪駅まで送ってもらい中央本線「あずさ」で新宿まで。
今年3月のダイヤ改正で、大きく状況が変わった。
1)下諏訪駅には「あずさ」が止まらなくなった。
2)「あずさ」から自由席が無くなり全席指定に。
3)40%位の割引の回数券が無くなった。
2)と3)は実質的値上げ。
前日に千葉・天津小湊にいったが人口が減少しており、駅前商店がシャッター街なっていた。諏訪や岡谷地区も同様で人口が減少している。15年位前から定期的に下諏訪を訪れるが、年々のさびれている感は否めない。人口減少は首都圏にいるとあまり感じないが、地方から先行して進んでいる。JRからすると利用客が減った分は、実質的に値上げすることと、利用客の少ない駅は切り捨てて行かなければサービスの維持できない。下諏訪も地元の商店もあるがチェーン店も多くでており、チェーン店は徐々に閉店すことも容易に想像できる。地方での生活は年々不便なる。
日本は首都圏だけで成り立ったいるのではなく、国土全体で成り立っている。選挙でも一票の格差を是正し、人口減少に順次て議員数も減らしていくと、国会議員もだせな県も今後出現するかもしれない。人口が少ない県は国政に対する発言権も減り、予算も引っ張ってこれなくなる。
大手物流会社はこの2~3年で混載で長尺物や異形物を全国に運ぶことを中止してきた。一般消費者はそれほど感じないが、メーカーが地方に販売しようとすると現在は運賃が大きなネックになっている。せめて我々が携わる物流だけでも地方が地方として維持できる状態を維持したいものだ。