携帯電話に投資マンションの売込みの電話が入ってきた。無縁の人には教えてない番号なので、用件を聞いた時点で悪質な売込みと判断した。
そんな時は断る前に、「まずは会社名もう一度教えて下さい」「セクションとあなたのお名前は」「用件を折り返す場合の、直通の電話番号を教えて下さい」と先方に丁寧に問いかけをする。今回もその様に聞き出すと、急に売込みの相手が警戒して「何でオタクにそんな事を答えなければならいのか」と言葉使いが荒くなってきて、ガチャ切り状態で電話を切ってきた。
熱心な売込みは否定しないが、受ける立場では全く知らない人からの携帯電話への売込みはやはり嫌だ。前にも携帯に売込みがあった時、電話の先の上司に代わってもらい「携帯電話に対して売込み営業をすることが抵抗ないなら、あなたの携帯電話も教えてもらえますか」と相手に言ったことがあるが「なぜ個人のを教えなければならいのか」と反論してきた。
自分がやられていやな事をするのは、仕事を言えども良心が咎めると思う。こんな電話を毎日掛けていると、社員も心がすさんでくると思う。未来のある若者にこんな事をさせる会社の存在価値も疑う。
聞き出した社名をもとにネットで検索すると丁寧にホームページが作られており、立派な会社に見えるのだが。仕事をする時の満足度には、関わった人が幸せになることも重要だと思う。
ダイエーやヨーカドーの酒売場には、ワインやスパークリングの種類は多いが、ウイスキーやスピリッツ系は売り場面積が極端に狭く各種数本しか置かれていない。理由は利益率だと思う。
ワインは品種やメーカーが中小なので、消費者には価格差が見えない。酒専門のディスカウンターも一時より、ウイスキーやスピリッツ系の種類は少なくなり、ワインや日本酒・焼酎が多い。ウイスキー好きの私にとっては、この割り切りは不満を感じる。
都心部の繁華街にある酒専門店や成城石井には、ウイスキーやスピリッツ系はふんだんな品揃えで、見たことのないモルトウイスキーやバーボンやジンが並び、メーカーの特色は味についてのコメントがつけられている。知名度のない少量メーカーになると利益率が高い。
要は知名度のあるナショナルブランドだけを販売していたら、酒売り場は維持できないということだと思う。
物流でも、誰でもやれることは=低収益というのは、紛れもない事実である。酒の販売については規制があるが、こと運送においてはお客様でもトラックを購入すればできる仕事であり、我々に委託するのは料金が安いからである。