日曜日に5名の方に、数ヶ月前の旅行の写真を焼き増してお送りした。
火曜日にお礼のEメールを二通いただき、木曜日には手紙が三通届いた。バリバリ現役で超多忙の皆様だけに、Eメールのことも含め自宅のポストに三通の礼状を見たときは感動した。全員の方よりお礼の言葉、しかもEメールも手紙もそれぞれの最短の時間で。
お付き合いするなら、やはり心ある方と心あるお付き合いをしたい。たかが礼状されど礼状、小さなことがしっかり出来るから皆さん大きな仕事をされているのだと感じた。
父(梶哲)が昭和27年に墨田区で創業しその後兄(梶哲夫)が引き継いだ梶哲商店が、今年で60年を迎える。父はカジサトシと言う名前だか、社名はカジテツと読む。私は創業者の名前が社名になるのが結構好きで、ある意味解りすい。たまに誤って「梶鉄」と書いてくる人もいるが、鉄鋼関係の仕事なので悪い気持ちは持たない。11月22日には浦安のホテルで記念式典も行う予定で、7月には記念式典準備スタッフも決まりその準備で何となく慌しくなってきた。
実は、鉄屋は父の代にスタートしたのではなく、戦前祖父がシャーリング業を東京で営んでいたが戦争で中断していた。25年位前だろうか、祖父の時代に中断する際転売したシャーリング機械の歯車が偶然に出てきた。その時の父は奇跡的だと相当喜んでいたのを記憶している。今回、錆だらけになって倉庫の片隅に保管されていた歯車を、60周年を機に綺麗にしてオブジェとして玄関口に置きなおすという。
ハンドルを回したら異常な音が、ボンネットを空け調べたらパワステオイルが不足してたので行きつけのカー用品店のY社行徳店にいく。Y社は創業者Kさんが掃除の大切さを説き、私自身多くのことを学ばせていただた全国チェーンだ。店舗に入りパワステオイルの場所をレジで聞くと、店員は棚のある方向を指差した。でもその棚付近にいっても対象の商品がない。別の店員に聞くと、パワステオイルは店頭にないと言う答えが。「え!パワステオイルが」と思ったが、無い物は無い。
仕方がなく車で5分位さらに走った所にあるカー用品の業界第一位のA社に行く。同じ様にレジで聞くと、スタッフが売り場まで案内して商品を手渡してくれた。
2社のサービスの違いは歴然としている。経営者が交替すると企業の体質も自然と変ってくるのは避けられない。高きところから低いところにいくのは簡単である。とくにフランチャイズとなると、体質改善はなおさら難しいかもしれない。
実はこの行徳店の経営者は掃除には懐疑的であると、間接的ではあるが最近聞いたことがある。やっぱりという気もした。カジ