埼玉支社で7月3日よりスタートしたお客様の保管、7月はほぼ休日返上し倉庫内の整理。平日は出荷作業に追われる状態なので、どうしても片付けは休日になる。
個人の引越しに例えると、取りあえず家財は新居にいれたが、ダンボールに入ったままの状態で日常生活が不便と言った感じ。倉庫の場合は、商品が入庫した日から出荷業務が始まるので状況は難しい。
今日は重量ラックを組み上げて、保管効率上げていく。朝8時混沌としていた倉庫だが、作業した箇所だけでも午後4時段階で整理整頓されている。その光景を見ただけで一日の疲れが吹っ飛んでしまう位「爽快」な気分だ。
運送会社にとって夏は強敵。
作業場である荷台にはクーラーが無いので、ちょっと体を動かしても汗だくになる。一日の水分補給も半端な量ではない。のどが渇く度に、自販機から飲料を買っていたのでは小銭が幾らあっても足りない。2ヶ月間続く戦いなので、飲料代だけでも相当な金額になってしまう。我が家ではペットボトル数本に麦茶を半分入れ、冷凍させてある。朝残りの半分に冷えた麦茶を注ぎ足して保冷容器に入れて出勤するが、家族の分もあるので精々2本しか持ち出せず1Lが限界。ちょっと暑くなると3L~4L位水分補給することも珍しくない。
その水分補給を供給側から見ても、夏は厳しい状況がある。日本中のトラックが飲料水の輸送に影響を受ける。弊社は季節的要因の強い商品はあまり得意としていない。季節的要因の強い商品は仕事の波が大き過ぎ、不効率になってしまうし、そちらに勢力を注ぐと既存のお客様にもご迷惑をおかけしてしまうから。そう言っていても引越しシーズン同様にあらゆる面で影響を受けてしまう。
運送業界の夏は,正に飲料との戦いでもある。 カジ
語学力不足の為、適切な諺がでてこない。ちょっとしっくりこないが、思いつく範囲で一倍近い諺が「立つ鳥あとを濁さず」だ。
埼玉支社は新規に倉庫をご利用いただくお客様の引越しで大忙しだ。大型トラックで土日に数十台、加えて平日数台ずつ移動をかけ約一か月続く。
感心したことは、出荷先の倉庫会社が1パレット毎実に丁重に梱包してあり、その商品明細もしっかりとプリントアウトし、分かり易くしてくれていること。同業者として大いに学ぶべきところがある。口では簡単にいえても、いざ実行するとなるとかなりの手間とコストもかかり、間単にできることではない。再婚する相手に、先妻が丁寧にかつての主人をよろしくと、その人の趣向や健康状態の詳細なメモや、後妻の人が不自由しないように身の回りのものを整理して引き継ぐ様なものだ。例は不適切かも知れないが、毎日入荷するパレットに、企業として風格を感じる。