浜松のidex! 入出運送のレベルアップ研修に参加させてもらう。
テーマは「考えを共有する」、チーム戦で。
・二択のクイズ形式で会社の歴史や規模を楽しく学ぶ
・経営理念の全文を、20枚の単語カードにして、パズルのようにつなぎ合わせて正解を探る。
・良いドライバー、悪いドライバーのグループディスカッション
・1年間の事故報告と、山口さんより防衛運転について解説
① 目線は高く多く
② 他の車両に自分を認識させる。(早めのウインカー、ダブルブレーキ、アイコンタクト)
③ スペースを確保する。(車間距離 前の車の3秒~6秒/併走しない/信号待ち 一台分空ける)
④ 360度を意識(人間の目は30度 キョロキョロ/2秒のミラー)
⑤ 極力バックしない。(バックの事故が多い/2回に分けてバック)
この日に用意されたidex!のチームポロシャツが全員に配布される。
百数十名の社員が集まると熱気もある。
(写真2: 携帯用の経営理念ノート)
小宮一慶さんの新書「ドラッカーがマネジメントでいちばん伝えたかったこと」を読み始めた一章に、マネジメントには自らの組織をして社会に貢献させるうえで三つの役割があると書かれていた。具体的には
1.自らの組織に特有の使命を果たす。
2.仕事を通じて働く人たちを生かす。
3.自らが社会に与える影響を処理するとともに、社会の問題について貢献する。
このドラッカーの文章に一つ一つ小宮さんが丁寧に解説している。
読んでいて嬉しくなってきた。理由は総合トラックの経営理念の3つに 近い範囲の内容だからからだ。経営理念を作る時、深いことは考えずに、どんな想いで運送会社を経営しているか、普段回りに話していることを3項目にし明文化した。
1.お客様が価値を認める物流サービスを提供する。
2.コツコツ働く人に報いる。
3.地球環境の保全に配慮する。
少年野球のコーチが普段話している指導が、プロの名監督の名語録と偶然一定したようなものだ。