今年になって提携先の大栄・アトランスとのコミュニケーションが密接になってきた。
多少の地域性はあるが取り巻く環境は同じである。「最近の荷動きはどうですか? やっぱり暇ですか? 競争も激しいですか?」そんな傷をなめあうような会話はない。
環境の変化をどの様に対応していくか、何にポイントをおくか、どんな手を打つかが重要になってくる。
経営者の見方も考えもどんどん変わる。その時に何度も繰り返して使われる言葉は重要である。我々はある言葉を使う時なるべく具体的に理解してもらえる様に、できるだけ多くの実例を話してながら言葉の裏づけを付けていく。繰り返し繰り返し話合うことにより、吉田氏や渡辺氏の語る言葉がいつの間にか自分の口からも語られ、社内幹部や前線スタッフとの共通語になっていく。 カジ
(写真: 日経ベンチャーの取材時の写真 上段は吉田 下段は渡辺)
3月に入り専属ドライバーの配置換え、増車による配置転換など色々と重なってしまい、結果として運転手の半分が新しい仕事に従事することとなる。会社の中が小さなパニックを起こしている。
仕事の引継ぎはツーマンで最低10日間、仕事によっては数週間かかる場合もある。でもそんなに人員のゆとりもないので引継ぎもそこそこにすると、お客様から直ぐご注意も受けることになる。
引継ぎを受ける運転手も大変で、慣れない仕事に加えて一日中地図と睨めっこする毎日。
ある仕事は200件近い納品先があり、それが一巡するまではドライバーの緊張の日々が続く。一度納品した所は地図や納品状況など次回に備えてメモることも大切な仕事である。