伊勢丹は年収上位1%の顧客をターゲットにしたサービス・品揃えを目指していると聞いた。真偽のほどは判らないが、正しい方向性だと思う。日常を百貨店で買い物する顧客、例えば伊勢丹メンズ館の40万円のスーツや20万円の革靴を抵抗なく購入する階層は限られている。貧富の差ではなく、ターゲットの絞り込みである。
先日浦安のブライトンホテルの鉄板焼にいったが、約15年位定期的に利用しているが今回のサービスは最低だ。一応千葉県を代表するホテルのメインダイニング、4名で利用したがビールはぬるく、アルコールのオーダーは誰が何を注文したか覚えてない。コーヒー紅茶も同様である。とどめを刺したのは、ライスの食事が終わってしばらくしてからスープが出てきた。遅くないですかと正すと、ウエイターから「大丈夫です」との意味の判らない答えが返ってきた。一人15000円~20000万円の料金をとるレストランでこの対応はない。メニューも高値を誘導する仕組みで下品に感じた。最近ブライトンの経営権がオリエンタルランドに変わった。これでうなずけた。ディズニーランドの顧客年収ターゲットは幅広い、サービスを提供するスタッフが高級レストランでの飲食経験がなければ、価格に見合ったサービスは提供できない。「居酒屋じゃないんぞ」と言いたくなった。