土曜日、事務所の火災報知器がけたたましく鳴り始めた。火災報知器のコントロールパネルには下屋根の部分に赤いランプが点灯している。下屋根=メタル便の作業場の無事を確認して警告音を解除する。数分後また報知器が唸りはじめる。それと同時に総合警備より安全確認の電話、異常なしを伝える。
その後も警告音→解除、警告音→解除が数十回続く。そのうち何でこんなことに巻き込まれているのが腹立たしくなってくる。
その間も、報知器の取扱説明書を見たが、鳴らさない方法の記入もなく、緊急時の連絡先も書いてない。解除のボタンも警報器の主電源を落とす装置も見当たらない。電話で警備会社にも聞いたが火災報知器の操作はわからない。インターネットで警報機の会社を調べて電話で聞こうとしたが、記載されている電話は音声ガイダンスで土曜日は全てつながらなくなっている。
緊急を要するであろう警報機のメーカーの姿勢に今度は腹立たしくなってきた。けたたましく鳴り響く警報音が一層怒りを掻き立てる。
そう言えば、総合トラックもホームページには緊急連絡先を明記していない。仕事で社員が出勤していない日曜日や祭日に仕事がある時があるにも関わらず。人のことは言えないと反省もする。
結局火災警報機は電源盤のスイッチを切ってもだめで、本体のバックアップ電源のコンセントを切って始めて鳴り止んだ。 カジ