白岡LC所属の照井真理子さんが12月27日に亡くなった。日曜日正午、自宅でゆっくりしている時、突然のくも膜下出血で意識不明に。救急車で病院に搬送するが数時間後、無念にも息をひきとる。
余りに突然で私の心の中でも整理がつかないので、親族にお願いして納棺から立ち合せていただく。衣服を着替え化粧して顔を整える。彫も深くお化粧を終えると、やっぱり美人である。
その間70分余り、照井さんの色々なことを思い出してみる。
皆を導くリーダーシップはもっているが、会社の中では一歩下がって謙虚でいた。言っていることは正しく聡明だった。でも酒の席になると、リーダーシップが顔を出してくる。スタッフを下の名前で呼び始めると、個人個人への指導がはじまる。総合トラックを好きでいてくれたと思う。長く勤めてもらったのに、ジックリと話し合ったことが無かったのが、今さらながら残念に思う。
葬儀は26才の長男の慎司君が喪主になったが、明るく振舞い、大変な時にもかかわらず皆に気遣しする姿には、さすが「照井さんの子、お見事」と納得させるものがあった。
照井さんは観葉植物が好きで、その一部は会社で分けてもらうことにした。 カジ
数年ぶりにホームページをリニューアル、これが3回目。切っ掛けは、総合トラックのロゴが今年の1月より新しくして、ホームページ表記も新ロゴに変えるため。会社案内の階層も深くして、項目も整理した。ヘッダーはトラックのガラスに映りこんだ現場をイメージしている。
作成スタッフ
・デザインは大須賀君、センスが抜群で、忠実に要望をかなえてくれると共に仕事がかなり丁寧。
・プロデュースは小池渉氏、コンセプト作りとホームページにエネルギーを与えてくれた。新ロゴも彼の作品。
・当社側のスタッフは須藤氏 独特の感性をもち、作成サイドと技術上の橋渡しをしてくれている。
大きな改定ポイントは、TOPにスライドショーを持ってきたこと。動画やジャバスクリプトも良いが、写真スライドショーは写真の余韻が残り、心に訴えるものがある。16枚のスライドから構成され簡単に差し替えができる。
運送業には働く姿があり、時によっては見る人に感動も与える。働く人の汗は尊い。経営理念の一つ、「働くに人の汗に報いる」にも連動させている。
会社紹介の下に「物流に対する思い」というコーナーも設けた。デザインも決めたが、肝心の原稿が出来ていない。伝えたいことは一杯あるが、考えれば考えるほど難しい。 kaji
長野県篠ノ井にある円福寺の藤本幸邦老師(おっしゃん)のご逝去の訃報が、12月4日届いた。享年100歳。
小宮一慶さんが、おっしゃんが主宰する世界の恵まれない子供たちを支援する「SABA運動」の東京事務局長をされているご縁で、近しくお話をお伺いすることが何度もあった。私にとっては宝石の様に輝く、かけがえのない思い出だ。
おっしゃんには一杯のことを教えていただいた。「串団子の様に生きる」もその一つ。
自分、家族や友人、会社、社会や国家をそれぞれ一個一個の団子に例え、そのど真ん中に一本の串を通す。仕事を頑張ると家庭が犠牲になる、バランスを取ることは容易でない。
そこを自分の価値観で、団子がバラバラにならない様に一本の串を通す。どんな価値観で串を通すかが、個人のアイデンティティ。
家族を巻き込んで苦労をかけ、愛育園という親の引き取り手のない子供の施設を運営してきたおっしゃんの説明には説得力がある。私の心の中では、おっしゃんは相変わらずお元気だ。