小池「武道でいう心・技・体はビジネスにもあてはまる。でも意外と軽視されるのが心。でもこの心が非常に大切。しかも心を磨くことはコストもかからない。」
梶「輸送で言うと、体は車両や人員、技はノウハウや技術や運営方法、最後の心は・・・?」
小池「物流で心とは何? 幾つかある、挙げてみて。 森信三氏の提唱したしつけ3原則は、ハイの返事/挨拶/履物を揃えるの3つ。こんな様に具体化していく。一つはやっぱり挨拶かな。それもマニュアル化した挨拶ではない自然の」
梶「そう言えば、成功している企業に共通していることは、お題目を作っていると聞いたことがある。トヨタで言うとカイゼン、 カイゼンを続ければ働くもの皆が幸せになれるとか。MKタクシーもそれで成功した、ドアを降りて開ける、挨拶するの二つ。」
小池「心を具体化するお題目はセイゼイ2つ。それ以上は覚えられないから。それと心を表現するマークが絶対に必要。」
梶「そうだ、もう一つを思いついた。きっと○○○かも知れない。」
(写真: 小池氏とはこんな話をいつも時間をかけ結論が出るまでよく問答する。でも彼が先に正解を知っているのではないのかと思うことも度々ある。)
日経ベンチャー社より事業継承について、提携企業であるアトランスの渡辺社長と大榮の吉田社長と3者で座談会形式での取材を受ける。
三人とも事業継承が終わり代替わりしているが、お互いの事業継承について聞きあったこともなかったので大変参考になった。
今の時代変化が激しいので、20年近く社長業をやってきて51歳になるが、今の時代感覚を模索している自分。
継承は出来れば早い方が良いと力説していた。カジ
(写真: 1年前の取材時の写真、今よりちょっと若かった。)
1月8・9日の休日を返上し南紀白浜で、大榮と総合トラックの合同ミーティングを行う。通常は一泊が多いが、今回は旅館に連泊して、会議室も二日間終日予約しておこなう。
一日目は現状の延長上から新サービスの必要性や方法論を喧喧諤諤と討議していた。
二日目に入ってその運営についてある方法論が提起され、状況は一転していった。
ある意味ワクワクするような展開が期待され、一体感も一気に高まった。「今までは関東と関西で同じ志で戦ってきた同胞だったが、今日からは同じ戦場で切磋琢磨する同じチームになった」こんな実感だ。
結局、7食同じ釜の飯を食べたのもある意味で有意義で、お互いの習性や人柄も理解できる様になった。1月14日には東京で第2回のミーティングを行い、アトランスも参加する。 カジ