コンビニの24時間営業や、大手スーパーの夜10時迄の営業は、今や日常的である。
ある店が集客目的で営業時間を延長し差別化を図ったら、いつの間にか周りも追随して24時間営業や深夜営業が日常化してしまう。先行している期間、一時的には売上が伸びたが、結果は昔の売上にもどってしまう。
本当に深夜営業が必要なのだろうか。夜間のアルバイトの仕事を増やし、若者を中心に深夜族を増やしていく。家庭の団欒も希薄になっていく。一方で京都議定書や省エネムードも口先ばかりのことに思えてくる。
数年前にコペンハーゲンに行った時には、土日は商店街が例外なく休んでいた。平日も午後7時頃には閉店してしまう。一時的には不便に感じたが、割り切ってしまえば問題もなくなる。買いたい人は買いにくる、みんなで営業時間を短縮すれば効率経営もできるし、働く人の休日も確保できる。
米国と欧州と比較すると色々と考えさせることがある。日本はどうも米国の方向に進んでいる様だ。
コンサルタントの小宮さんが先日「倉庫事業の収支管理は簡単、積み木の様なもので積み重ねなので収支が見えやすい」といわれていた。
これにヒント得て、実際にレゴブロックで検証みることにした。
8山の標準形を10万円として積み重ねていく。一つ列はコスト、もう一つの列は売上。人件費や諸経費を項目別に色を変えていく。一見単純なものだが立体は、数字やグラフよりはるかに説得力がある。またやってみて発見したが、ブロックを作り直すことによりシュミレーションができる。グッドアイデアだった。
社内の二次会クイズの最終問題
「梶社長の特技は?」に色々な回答が出てくる。
掃除! 会議! ガーデニング! 女性! 盆栽!
視点が鋭いと言うか、こんな風に見られているんだな。 でもどれも正解かな。
クイズの正解は一応、ブログのプロフィールにあった記載とした。
「地名音痴」7年間通学で同じ駅で乗り降りしたが、隣の駅名(一つ先や一つ手前の駅)を4年目にして覚えた。
募集原稿のキャッチコピーに大きな文字で次の文章を載せた。
お客様から
「総合トラックさん」じゃなく、
「メタル便さん」でもなく、
「鞠子さん」と呼ばれております。
この文章には二つの私の想いが込めてある。
一つ目は、幸せになる不変の法則だ。誰もが自分の幸せを望んでいるが、それには順番がある。
お客様の満足 ⇒ 会社が発展 ⇒ 個人の幸せ
二つ目は自己実現である。お客様からフルネームで呼ばれる様になったら、その仕事にプロである。
この二つのメッセージ(お客様の満足と、働く人の汗に報いる)は、実は弊社の経営理念でもある。「ドライバーの笑顔の先には、大切なお客様の笑顔が存在している。」そんな会社にしたいものだ。
(写真: 環境整備研修の後の写真、笑顔が清清しい)
会社の封筒が少なくなり新規に注文することに。8月に上尾事業所の引越しもあり一部住所が変更にもなったので、グッドタイミング。
実は今までの封筒は郵便番号の赤枠が5桁のものを使っていた。1998年より7桁に移行したがそれ以前に印刷したものが大量にあり、捨てるのももったいなく9年間も時代遅れの封筒で我慢してきた。
3月31日の日記に書いた、物事を徹底するABC (A-当り前のことを、B-馬鹿になって C-ちゃんとやる)の、その後・・・。
実施に対する金一封、実施されなかった場合は金銭的ペナルティの制度は、効果的に機能している。
①ボイスメールはほぼ100%、②各事業所のミーティングも確実に行われ議事録も上がってくる、③クレーム報告も漏れが無い。
定期的なミーティングの実施は、経営スピードを高めているようにも感じる。議事録やクレーム事故報告は、各事業所にファックスで送信し掲示、実施状況がボイスメールで毎週報告される。見る聞くは本人の自覚だが、少なくとも全員に知ってもらるよう工夫した。
先日、大榮の吉田社長から、品質向上のためのABCのもう一つの手法を伝授してもらった。
①会社で徹底すべきことは多いが、何をすべきか・何をしてはいけないかを取り決め、「活動の方針」としまとめ明文化し発表する。
②その中で、特に守って欲しい項目を現場の責任者に自覚してもらう。
③その後は、実施されなかった場合は、ルール違反の本人ではなく、現場の責任者を厳しく注意する。
④働く仲間からの注意は、上司からの注意より効果的である。会社には仕事内容に応じて各役職がある。現場に対する取り決めの実施責任は、現場の責任者にあり、そのために役職がある。
(写真: 掲示板は、重要なツール)
テーマ「チームワーク」 浦安WAVE101にて
・元請仕事の重視、増車の背景
・複数の異なる仕事が存在する
・お互いの仕事を理解する
・今の仕事は先輩が築いてくれたもの、「総合トラックらしさ」
・「チーム力」のある運送会社が急成長している・・・なぜ
・班長制度
・みんなが木下藤吉郎になれる
・会社は「誰かがやってくれるだろう」では成り立たない
・仕事への感謝の気持ち
NHK<シリーズ 地球は訴える>
映像詩プラネット 第3回「傷つけられた生態系の逆襲」より
地球史上前例が無く、生態系の絶滅危惧種が増えている。
その割合は鳥類の12%、爬虫類の20%、哺乳類の23%、脊椎動物の31%、魚類の40%は絶滅危惧種。でも、人類存続と生物と連鎖関係は解明されていない。
この危機的現状を理解する適切な例えとして、地球を飛行機に、人類を飛行機の乗客に、生物一種類を機体のリベット一本に例えてみる。機体の数十万個のリベットのうち、数個脱落しても飛行機は飛び続けることができる。何処のリベットが、幾つのリベットが脱落したら飛行機は墜落するかはわからない。でもこのままリベットが脱落し続けると、何時かは・・・。
番組の中多くの画像が、その実態を検証すべく地球の異常を映し出し赤裸々にしていく。
明日のエコではもうおそい。
原題: The Planet ~Animals and Plants~
制作: Charon Film(スウェーデン) 2006年
十数年倉庫を利用いただいた外資系のお客様が今年の6月で弊社倉庫から撤退されることになる。約4ヶ月間かけての引越作業。移転の理由は、近年資本提携した企業の系列倉庫への移動である。
引越の開始に伴い、社長より永年の取引に対する感謝のメッセージが記された書面をいただく。文章の行間に今までお客様との思い出が一杯詰まっており、我々にとっては宝物である。
お客様の撤退と共に、その業務に従事していた社員も退職することになる。「今度はどんな仕事するの」「ハイ、職人系の仕事をします」「今まで頑張ってくれて有難う」
出会いがあれば別れもある。
妙高高原で一泊二日の田中ゼミ、10社20名の参加。名糖運輸を上場された後、全国一倉社長会の会長も長年務められる。田中先生のアドバイス一言一言に、先生の魂や今までの生き様を感じる。
質問形式で勉強会が行われる。
「経営とはおかしなもの。社員と社長の心が一つになれば業績は伸びる」
「給料は職に応じて支払われ、能力を出した人に報いるものでなくてはならない。年齢や学齢ではない。」
「お客様に愛されれば事業は伸びる」
88歳を向かえられても、全国に経営指導の多忙な日々。知合いの会社だけも3社見事に再生させている。
「会社はこれから何で生きていくの?」「会社で一番優秀な人は誰?」
こんなシンプルな質問から経営指導が始まる。
(写真1: 妙高山)
(写真2: 手を合わせて話すいつものスタイル。益々お元気でいて下さい。)