社内の二次会クイズの最終問題
「梶社長の特技は?」に色々な回答が出てくる。
掃除! 会議! ガーデニング! 女性! 盆栽!
視点が鋭いと言うか、こんな風に見られているんだな。 でもどれも正解かな。
クイズの正解は一応、ブログのプロフィールにあった記載とした。
「地名音痴」7年間通学で同じ駅で乗り降りしたが、隣の駅名(一つ先や一つ手前の駅)を4年目にして覚えた。
募集原稿のキャッチコピーに大きな文字で次の文章を載せた。
お客様から
「総合トラックさん」じゃなく、
「メタル便さん」でもなく、
「鞠子さん」と呼ばれております。
この文章には二つの私の想いが込めてある。
一つ目は、幸せになる不変の法則だ。誰もが自分の幸せを望んでいるが、それには順番がある。
お客様の満足 ⇒ 会社が発展 ⇒ 個人の幸せ
二つ目は自己実現である。お客様からフルネームで呼ばれる様になったら、その仕事にプロである。
この二つのメッセージ(お客様の満足と、働く人の汗に報いる)は、実は弊社の経営理念でもある。「ドライバーの笑顔の先には、大切なお客様の笑顔が存在している。」そんな会社にしたいものだ。
(写真: 環境整備研修の後の写真、笑顔が清清しい)
会社の封筒が少なくなり新規に注文することに。8月に上尾事業所の引越しもあり一部住所が変更にもなったので、グッドタイミング。
実は今までの封筒は郵便番号の赤枠が5桁のものを使っていた。1998年より7桁に移行したがそれ以前に印刷したものが大量にあり、捨てるのももったいなく9年間も時代遅れの封筒で我慢してきた。
3月31日の日記に書いた、物事を徹底するABC (A-当り前のことを、B-馬鹿になって C-ちゃんとやる)の、その後・・・。
実施に対する金一封、実施されなかった場合は金銭的ペナルティの制度は、効果的に機能している。
①ボイスメールはほぼ100%、②各事業所のミーティングも確実に行われ議事録も上がってくる、③クレーム報告も漏れが無い。
定期的なミーティングの実施は、経営スピードを高めているようにも感じる。議事録やクレーム事故報告は、各事業所にファックスで送信し掲示、実施状況がボイスメールで毎週報告される。見る聞くは本人の自覚だが、少なくとも全員に知ってもらるよう工夫した。
先日、大榮の吉田社長から、品質向上のためのABCのもう一つの手法を伝授してもらった。
①会社で徹底すべきことは多いが、何をすべきか・何をしてはいけないかを取り決め、「活動の方針」としまとめ明文化し発表する。
②その中で、特に守って欲しい項目を現場の責任者に自覚してもらう。
③その後は、実施されなかった場合は、ルール違反の本人ではなく、現場の責任者を厳しく注意する。
④働く仲間からの注意は、上司からの注意より効果的である。会社には仕事内容に応じて各役職がある。現場に対する取り決めの実施責任は、現場の責任者にあり、そのために役職がある。
(写真: 掲示板は、重要なツール)
テーマ「チームワーク」 浦安WAVE101にて
・元請仕事の重視、増車の背景
・複数の異なる仕事が存在する
・お互いの仕事を理解する
・今の仕事は先輩が築いてくれたもの、「総合トラックらしさ」
・「チーム力」のある運送会社が急成長している・・・なぜ
・班長制度
・みんなが木下藤吉郎になれる
・会社は「誰かがやってくれるだろう」では成り立たない
・仕事への感謝の気持ち
NHK<シリーズ 地球は訴える>
映像詩プラネット 第3回「傷つけられた生態系の逆襲」より
地球史上前例が無く、生態系の絶滅危惧種が増えている。
その割合は鳥類の12%、爬虫類の20%、哺乳類の23%、脊椎動物の31%、魚類の40%は絶滅危惧種。でも、人類存続と生物と連鎖関係は解明されていない。
この危機的現状を理解する適切な例えとして、地球を飛行機に、人類を飛行機の乗客に、生物一種類を機体のリベット一本に例えてみる。機体の数十万個のリベットのうち、数個脱落しても飛行機は飛び続けることができる。何処のリベットが、幾つのリベットが脱落したら飛行機は墜落するかはわからない。でもこのままリベットが脱落し続けると、何時かは・・・。
番組の中多くの画像が、その実態を検証すべく地球の異常を映し出し赤裸々にしていく。
明日のエコではもうおそい。
原題: The Planet ~Animals and Plants~
制作: Charon Film(スウェーデン) 2006年
十数年倉庫を利用いただいた外資系のお客様が今年の6月で弊社倉庫から撤退されることになる。約4ヶ月間かけての引越作業。移転の理由は、近年資本提携した企業の系列倉庫への移動である。
引越の開始に伴い、社長より永年の取引に対する感謝のメッセージが記された書面をいただく。文章の行間に今までお客様との思い出が一杯詰まっており、我々にとっては宝物である。
お客様の撤退と共に、その業務に従事していた社員も退職することになる。「今度はどんな仕事するの」「ハイ、職人系の仕事をします」「今まで頑張ってくれて有難う」
出会いがあれば別れもある。
妙高高原で一泊二日の田中ゼミ、10社20名の参加。名糖運輸を上場された後、全国一倉社長会の会長も長年務められる。田中先生のアドバイス一言一言に、先生の魂や今までの生き様を感じる。
質問形式で勉強会が行われる。
「経営とはおかしなもの。社員と社長の心が一つになれば業績は伸びる」
「給料は職に応じて支払われ、能力を出した人に報いるものでなくてはならない。年齢や学齢ではない。」
「お客様に愛されれば事業は伸びる」
88歳を向かえられても、全国に経営指導の多忙な日々。知合いの会社だけも3社見事に再生させている。
「会社はこれから何で生きていくの?」「会社で一番優秀な人は誰?」
こんなシンプルな質問から経営指導が始まる。
(写真1: 妙高山)
(写真2: 手を合わせて話すいつものスタイル。益々お元気でいて下さい。)
メタル便東海の役員会に備え前泊、夕食は渡辺氏・吉田氏と名古屋市の焼肉店「長水宴」へ。
女将が肉や野菜について、一品一品丁寧に説明してくれる。素材にこだわり間違いないものなので、焼肉タレに頼らなくても、塩・コショウでも充分に美味しい。ステーキ・タン・ミノ・ホルモン、どれも絶品だ。ウーロンハイを注文すると、女将が説明に来てくれお客の好みを詳細に聞く。こだわりが随所に感じられる。
肉好きの女将曰く
「この店がいつまで続くが分からないが、美味しい肉を食べられたという記憶がお客様に残ってくれればそれで満足です。」「肉の品質については、生産者とよくもめた。そんなことを重ねる内に、本当に美味しい肉の道が生産者との間に出来上がりました」
(写真: 午前中は岐阜市内の伊奈波神社へ)
今年になって提携先の大栄・アトランスとのコミュニケーションが密接になってきた。
多少の地域性はあるが取り巻く環境は同じである。「最近の荷動きはどうですか? やっぱり暇ですか? 競争も激しいですか?」そんな傷をなめあうような会話はない。
環境の変化をどの様に対応していくか、何にポイントをおくか、どんな手を打つかが重要になってくる。
経営者の見方も考えもどんどん変わる。その時に何度も繰り返して使われる言葉は重要である。我々はある言葉を使う時なるべく具体的に理解してもらえる様に、できるだけ多くの実例を話してながら言葉の裏づけを付けていく。繰り返し繰り返し話合うことにより、吉田氏や渡辺氏の語る言葉がいつの間にか自分の口からも語られ、社内幹部や前線スタッフとの共通語になっていく。 カジ
(写真: 日経ベンチャーの取材時の写真 上段は吉田 下段は渡辺)