総合トラックの母体となったのは梶哲商店在籍のドライバーと車輌だった。昭和50年代は運送業が許認可の時代で、なかなか新免許意はおりなかった。免許取得後はすぐさま運転手を総合トラックに移籍し営業ナンバー全車両を切りかえた。
梶哲商店の父親が経営していた時代は、在籍の20名位の運転手に対してかなり厳しかった。2運転手は軍隊方式で接しており、作業中のヘルメット着用について議論になったことがあった。作業に取り掛かる時ヘルメットをかぶるのか、運転台からを降りる時かである。徹底させる為に父親の下した結論は議論の余地がなく、就業時間中は全てで運転中でもヘルメット着用を義務付けた。営業や経理以外のスタッフは事務所の中でもヘルメット着用で、今私の後頭部の髪が少し薄いのもその時の影響かもしれない。見方によっては暴君だが、100%のヘルメットの着用は達成できた。ヘルメットをとった時の社員の顔はなかなか見ることはなく、髪の毛が見えない分だけ年齢が解りづらく結構全員若くみえた。
日曜日に5名の方に、数ヶ月前の旅行の写真を焼き増してお送りした。
火曜日にお礼のEメールを二通いただき、木曜日には手紙が三通届いた。バリバリ現役で超多忙の皆様だけに、Eメールのことも含め自宅のポストに三通の礼状を見たときは感動した。全員の方よりお礼の言葉、しかもEメールも手紙もそれぞれの最短の時間で。
お付き合いするなら、やはり心ある方と心あるお付き合いをしたい。たかが礼状されど礼状、小さなことがしっかり出来るから皆さん大きな仕事をされているのだと感じた。
父(梶哲)が昭和27年に墨田区で創業しその後兄(梶哲夫)が引き継いだ梶哲商店が、今年で60年を迎える。父はカジサトシと言う名前だか、社名はカジテツと読む。私は創業者の名前が社名になるのが結構好きで、ある意味解りすい。たまに誤って「梶鉄」と書いてくる人もいるが、鉄鋼関係の仕事なので悪い気持ちは持たない。11月22日には浦安のホテルで記念式典も行う予定で、7月には記念式典準備スタッフも決まりその準備で何となく慌しくなってきた。
実は、鉄屋は父の代にスタートしたのではなく、戦前祖父がシャーリング業を東京で営んでいたが戦争で中断していた。25年位前だろうか、祖父の時代に中断する際転売したシャーリング機械の歯車が偶然に出てきた。その時の父は奇跡的だと相当喜んでいたのを記憶している。今回、錆だらけになって倉庫の片隅に保管されていた歯車を、60周年を機に綺麗にしてオブジェとして玄関口に置きなおすという。
ハンドルを回したら異常な音が、ボンネットを空け調べたらパワステオイルが不足してたので行きつけのカー用品店のY社行徳店にいく。Y社は創業者Kさんが掃除の大切さを説き、私自身多くのことを学ばせていただた全国チェーンだ。店舗に入りパワステオイルの場所をレジで聞くと、店員は棚のある方向を指差した。でもその棚付近にいっても対象の商品がない。別の店員に聞くと、パワステオイルは店頭にないと言う答えが。「え!パワステオイルが」と思ったが、無い物は無い。
仕方がなく車で5分位さらに走った所にあるカー用品の業界第一位のA社に行く。同じ様にレジで聞くと、スタッフが売り場まで案内して商品を手渡してくれた。
2社のサービスの違いは歴然としている。経営者が交替すると企業の体質も自然と変ってくるのは避けられない。高きところから低いところにいくのは簡単である。とくにフランチャイズとなると、体質改善はなおさら難しいかもしれない。
実はこの行徳店の経営者は掃除には懐疑的であると、間接的ではあるが最近聞いたことがある。やっぱりという気もした。カジ
土曜日に久しぶりの幹部研修会、小宮コンサルタンツにお願いしてエニアグラムの診断テストを実施する。自分の性格を客観的に知り、お互いの性格タイプを知ることによってお互いが理解しあい、コミニュケーションがより活発にすることが目的。普段仕事を共にしていても、仲間のことが案外わかっていなかったことに驚きである。ちなみに私はタイプ7で楽天家に属するようだ。
研修をして参加者皆がよりコミニュケーションを良くして、毎日の仕事を楽しいものしたいと望んでいることを肌で感じられた。
上田駅前近くに柳町という瓦屋根の古い家並みがある。格子造りの平入りの建物が多く、江戸時代の街道を思わせる雰囲気。 そこに人気の「ルヴァン」というパン屋があり、知人の紹介でその店にいくことに。丁度その路地に入ると、60歳位の写真の男性が丁度歩いており、知人からその男性がルヴァンのオーナーであると聞かされた。挨拶をすると、パン屋の店舗に入る前に並びの酒蔵に寄ったらと言われた。町興しなのである。一店舗が繁盛するのではなく、特徴をもった各店舗が繁盛することにより町並みも全体が賑わう。
私はこのパン屋の飾り気のない店主にえらく感動した。経営者の仕事はこの様でなければならないと思った。そのルヴァンは上田と渋谷と軽井沢に3店舗あり、自家製の天然酵母にこだわりパンも切り売りしてグラム販売している。実際食べたがかなり美味しい。部分と全体を見えているのだと思う。外で会ったのも偶然ではなく、店の中に閉じこもることなくいつも外から自分のお店をみているから、お客様に喜ばれるビジネスができていると思う。
クロスドッキングをしていると、色々な車輌を構内でみかける。
クレーン下かフォークリフトで積み降しするので、基本的には保護帽(ヘルメット)の着用が必要不可欠である。でも作業中にヘルメットをかぶっていないドライバーも結構いる。ここ半年の観察で、ヘルメットの着用に一定の法則がことに気がついた。
【全くヘルメットを着用しない運転手】
・白ナンバー
自家用なので、お客様意識や、プロドラーバーの意識が薄い。
【必ずヘルメットを着用する運転手】
・営業ナンバー 元請で仕事をしてる運送会社
荷主が安全意識が高く、ドライバーもプロ意識が高く保護帽の着用が習慣化している。
【場に応じてヘルメットを着用したり、しなかったり】
・営業ナンバー 特定の中小荷主に専属で入っている運送会社
仕事が固定化しており、慣れによる怠惰が当たり前になっている
・営業ナンバー 運送会社の下請けの運送会社
その日により仕事が異なるのでお客様意識が低い。ドライバー自身も二流に甘んじている。
野球のプロとアマの差は基本がしっかり実行されているかどうか。まさかのエラーのために捕手が一塁に向かうのも一例。
たかがヘルメット、されどヘルメット。
サングラスのネジがゆるみ、特殊なネジなので新浦安駅のアトレにあるメガネ店へ。修理後、そこで買ったメガネではないので料金を聞くと「結構です」と言われた。予期していたことで多少のお金を店頭に設置してあった募金箱に入れた。
アトレの駐車場にいれたので駐車代金を免れるためには、千円の買い物が必要。目に止まったのがユニクロ。靴下が不足気味だったので売り場に直行すると4足990円の表示。靴下を選んだ後レジにて、無理を承知で駐車券にスタンプをもらえと質問。あっさりと断られ、買い物はキャンセル。成城石井で1970円のブラックボトルを購入。
ついでにブライトンホテルへ、4日前に買ったラスクが油の質か悪く余りにも不味かったので、ほとんど手付かずの商品を返しに。レシートの有無を聞かれ、無いと答えると返金は出来ない言われた。返金が目的ではない、二度とこんな商品を並べてほしくないだけ。電話番号だけ聞かれたので書き残して帰る。一時間後上席らしき人から「貴重なご意見有難う」と電話があり、それで終わった。私として「やはり不味いですね」に類する一言が欲しかったが、立場上言えないのも解る気がする。
メガネ屋は例に適さないが、店のマニュアルを優先しすぎて相手の気持ちは二の次、人間味が少ない気がする。
機械的な仕事なら、働く人が面白くないかも。
ソニーのミラーレスカメラ(sony nexf3)、埋め込み式のストロボがちょっとした衝撃でも飛び出すようになりメーカー保障で修理にだす。修理を依頼し10日しても連絡がないので催促の電話と入れると、この故障は保証の対象外とのこと。一度落としたこともありボディにはキズもあり、それが起因しているとの説明。落としたことは事実だか、ストロボ収納時に引っかかり部分が弱くそれが原因だと思っていたのでクレームを入れた。原因にしては平行線と辿り、お客様窓口のH氏の強気で誠意のない応対に不満も感じつつ、再度見解を出して欲しいと依頼した。電話を切った後「何ためにカメラと修理に出したか」その目的を自分自身に問うてみた。気に入ったカメラを長く使うことが目的であったはずの修理、このままではソニーのサービスセンターへの不誠実さへのクレームが目的になってしまいそうだ。お客様対応のセクションではこんなやり取りが頻繁に行われておりそれはソニーの問題で、自分として関わりたくない世界に思えてきた。結局修理しないで戻してもらうことにした。
目的が摩り替わるはいくつもある。買い物も同様でショッピングポイントを気にして購入する人も多いが、私自身は割引をポイントとして貯めることには関心がない。快適な生活を維持するための買い物が、ポイントを貯める目的に置き換えたくないから。