この10年位、毎年1~2名運転手を増やしている。
定年以外は退職者がほとんど出ないので、増車を含め計画的に募集ができる。9月以降は繁忙期で落ち着いて新人教育もできないので、毎年2月~3月のかけて求人広告を出し、9月には戦力になれるように仕事を覚えてもらう。物流業界の求人難や高齢化が深刻になてきたので、今年は車種の乗換用に確保している予備車の台数まで新人を入れた。ところが9~10月と立て続けに数台に致命的な故障発生。
深刻な車両不足発生中。
中古車もディーラーに探しても程度の良い車両はなく、最短でも発注から3か月~車種によっては1年後の納車。そんな中大型ウイング車の納車、でも残念なからこれは古くなった車両の代替えで問題の解決にはならない。
いすゞの新しいキャビン、なんだかガンダムチック。
伊勢丹は年収上位1%の顧客をターゲットにしたサービス・品揃えを目指していると聞いた。真偽のほどは判らないが、正しい方向性だと思う。日常を百貨店で買い物する顧客、例えば伊勢丹メンズ館の40万円のスーツや20万円の革靴を抵抗なく購入する階層は限られている。貧富の差ではなく、ターゲットの絞り込みである。
先日浦安のブライトンホテルの鉄板焼にいったが、約15年位定期的に利用しているが今回のサービスは最低だ。一応千葉県を代表するホテルのメインダイニング、4名で利用したがビールはぬるく、アルコールのオーダーは誰が何を注文したか覚えてない。コーヒー紅茶も同様である。とどめを刺したのは、ライスの食事が終わってしばらくしてからスープが出てきた。遅くないですかと正すと、ウエイターから「大丈夫です」との意味の判らない答えが返ってきた。一人15000円~20000万円の料金をとるレストランでこの対応はない。メニューも高値を誘導する仕組みで下品に感じた。最近ブライトンの経営権がオリエンタルランドに変わった。これでうなずけた。ディズニーランドの顧客年収ターゲットは幅広い、サービスを提供するスタッフが高級レストランでの飲食経験がなければ、価格に見合ったサービスは提供できない。「居酒屋じゃないんぞ」と言いたくなった。
【総合トラックの問合せに下記のメールをもらう 以下・・・】
トラックのルーフに「 Sogo transport 」って書いてある
ナンバーが「相模原い100・ ××××」このトラックを運転してる人を会社は どのように教育しているのでしょうか!? 納品の順番を守らず、暴言を吐くという言動は 運転手に向いてないのでしょうか!?会社の名にも傷が付きかねません。トラック 運転手の質が落ちましたね。
【私の返答】
総合トラックの代表者の梶です。貴重な意見有難うございます。
お探しの会社ですが、弊社のトラックの車体には「 Sogo transport 」表記はなく、相模ナンバーの車両もありません。
私自身、運送業界に所属して、乱暴な運転や乱雑な態度や荷物の捕縛の不十分な車両を見かけると無性に腹立たしくも、残念にも思います。
気になった該当の会社に連絡をとり、経営幹部のその実態を訴えたこともありますが、その返答の粗雑さに、会社も運転手も同じレベルだと感じいやな思いをしたことも過去にあります。私自身、気になってSogo transport をネットで探しましたが、それらしき会社は見当たりませんでした。想像ですが、それほどの大胆の態度をとることの出来る運転手は、
しっかりとした運送会社には所属せず、ナンバー貸しの運転手か、回り仕事でその現場にきて二度とそこに来ることがないと割り切っているのかも知れません。
レベル以上の運送会社であると車体にホームページのアドレスや電話番号や正式な社名はしっかり明記するはずだと思います。「Sogo transport」の表記しかなかったなら、運送会社だよ とかなり曖昧な表記なので、質の悪さは十分に想像できます。
お役に立てずすみません。あなた様のご指摘や 穏やかな言い回し 的確な表現には敬意を表します。また、会社以外でドライバーの行動は見えませんので、信じる部分はありますが、社外での目に余る行為をご指摘いただけることは本当にありがたく思います。参考に弊社のトラックの二種類のトラック表記の写真を添付します。
・・・とメールで返信しましが該当なして返信されました。
問合せのメールアドレスは「@sute.jp」で、再度調べると使い捨てメールでした。
関東圏では外環道と圏央道建設が着実に進んで、次々と幹線が繋がっている。
放課後倶楽部(幹部社員の自主勉強会)で地図を見ながら、これから次々と繋がり広がる高速道路が、我々の運送事業にどの様に影響するかを雑談を交えながら話あってみた。ドライバーにとっては道路の選択肢が広がり、生産性が高まることは間違いない。又浦安の立地が混載拠点として理想的であつことも再認識した。
友人のアートスWATARU(小池渉)氏のドキュメンタリー映画「あい ゆめ わ」が完成した。彼のバルセロナでの10日間の現地での活動を取材し、90分のドキュメンタリー映画にしたものである。
WATARU氏とは30年以上の友人で、家業の食品メーカーに就職し数々のヒット商品を生み出してきた。日本のマーケッターとしての評価は高く、彼のアメリカの恩師の言葉「マーケティングはアートだ」を極める中、2000年に完全に家業を退きアートストになってしまった。
総合トラックとの関わりも強く、メタル便関西(大栄)の吉田社長は彼の引き合わせによる。メタル便についても貴重なアドバイスをもらい、彼の影響は大きい。また総合トラックのロゴデザインも彼につくってもらった。彼のアート作品の中では、総合トラックのボディデザインが一番サイズ的には大きいものかもしれない。
彼のドキュメンタリー映画「あい ゆめ わ」の3分バージョン(アバン)は総合とトラックのホームページTOPの左上のアイコンをクリックしたら見ることができる。
「いいよなトラックドライバーは、上下関係がなさそうだし。」
「そんな気楽なもんじゃない」
「来週は休み取れるからね。」
「もう辞めたらいいやん、こんな仕事。」
「好きでやっているからええやん、ほっといて」
サントリーの缶コーヒーBOSSの「ヘッドライト・テールランプ」と言われるTVコマーシャルのセリフである。これらの暗い言葉から希望は感じられない。
物流関係に従事する者にとっては、このCMはドライバーを暗い仕事に位置づけ、上から目線(好きな言葉ではないが)をも感じる。そして一時の安らぎを与えるのは缶コーヒ-のBOSSとストーリが展開する。中島みゆきのヘッドライト・テールランプの挿入歌はカッコ良いが「希望をもてよ」押しつけも感じる。
缶コーヒーはトラックドライバーは大好きであり、人によっては一日何缶も購入する。飲料メーカーにとっては大きなマーケットでもある。でも最近はライバルも多い、職場にはネスレ等のオフィス用コーヒーメーカーやコンビニの100円コーヒーなど。製法からして缶コーヒーより本格的で美味しく価格も手ごろで缶コーヒより優位性ある。トラックドライバーに焦点を当てたい動機は解るが、ドライバーの家庭でこのCMを見たと時、家族はドライバーの職種について何と感じるだろうか。
右の写真は台車持ち込み禁止のビルに、数十ケースの重たい書類を階段を上り下りしてやっと仕事が終えた瞬間、このゆがんだ顔には満足感がある。わが社は平ボディ車が多いので他の物流会社より手積み手降しが少ない。上手に表現できないが、でも積み手降しを断る会社にはしたくなと思っている。
物流会社の特徴は体を使うことが商品であること。
25年位前に、4t車の飲料水のカートン物をパレットに積み替えたことがある。二人作業だがキツイ仕事だった。夏場であったが一人ならバテていたかもしれない。当時は週二回はスポーツジムにも通い体力は有る方だと自負していたが・・・。今でも置き場で気が向いた時(失礼な表現になるが私が加勢すると足手まといになるので)20フィートや40フィートのデバンをするが、段取りを考えながらチームワークを生かして複数名でやる作業は心地よい。でも仕事が10t車一台分(例えば20kgの商品と600ケース)を一人で積み込み、配達先でも同様な作業をするとなると人間技とは思えない。
近年、物流センターが大型化してプラットホーム付けが増えている。ホーム付けは後部からしか降ろせないので、ウイングを上げて横から積降するより、トラックの前方の荷物を荷台の9m先まで運ぶ作業量はかなり運転手に重くのしかかる。倉庫の合理化は運転手の負担になるケースである。運転手不足が深刻化している現在、プラットホーム付けがベストだとは思えないのだが。
私は大手町を闊歩するビジネスマンも憧れるが、ハードな肉体労働を毎日こなすことのできる運転手も尊敬している。大学一年の時、体育会の陸上部に未経験で入部した。グラウンド一周400mをハイスピードで20セットこなす先輩に驚愕した。夏に山中湖でラグビー部と同じ合宿所に寝泊りした時、彼らの連日のハードな練習には度肝抜かれた。成績優秀で卒業する友人も、成績はギリギリだが4年間運動で汗を流し続けた友人にも敬意を表した。私には出来ない仕事量を平然とこなす運転手に対して、学生の時と同じ憧憬を抱く。
夕方入出荷担当より、最近二基ある内の一基クレーンの音が激しく部品交換になり相当な費用が発生すると話があった。「今すぐ修理しなければならないの?」と尋ねると「もう少しの期間はだまして使える」との返答だった。夕方担当から電話があり、これ以上クレーンの使用は危険なので修理を依頼しますとの連絡だった。
その瞬間に浅はかな自分を恥じると共に、多数の犠牲者を出したホテルニュージャパンの火災を思い出した。「今すぐ修理しなければならないの?」と尋ねること自体が誤っている。横井社長も部下とのこんな問答の積み重ねで、安全を先送りにしていったのかもしれない。
結局クレーンは一週間後に部品が届くまで、使用を取りやめにすることに。積み込み能力が半減するので、この1週間は現場にとっても試練である。
10月23日付け国土交通省のプレス発表で、総合トラック幹線輸送集約化推進協議会が12社の1社としてモーダルシフト推進事業の認定を受けた。それにしても認定受けた12団体(除く総合トラック)は日本を代表する大手物流会社と大手企業ばかりである。その中に総合トラックが・・・。海運や鉄道を絡めない陸送のモーダルシフトの認定は12団体中弊社の協議会1社だけである。
<国土交通本省HP>
http://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu01_hh_000237.html
<関東運輸局HP>
http://wwwtb.mlit.go.jp/kanto/press/date/1510/1023/pe_p151023.pdf
「びっくりポンや!」
物流会社の大先輩の社長から、ある要件でパソコンを送ってもらった。
書道家同士が手紙のやり取りをする様なもの。同業者なので梱包技術も腕の見せどころで、ある意味会社のレベルがわかる。興味深々で開梱していったら、その梱包の丁重さとレベルの高さに完全に打ちのめされた。
①段ボールの外側には、天地無用とワレモノ注意にシールが
②段ボールを開けると、エアキャップがびっしりと詰め込まれている
③その中に何とアタッシュケースが
④アタッシュケースを開けると新聞紙で隙間を埋めていた
⑤更にポリエチレンシートの袋に入れられたパソコン本体
⑥パソコンの蓋を開けると更にキーボードの上にシートが
エアーキャップのプチプチの大きさや、ポリエチレンシートの袋のサイズがドンピシャで適材適所。
後日先輩社長に今回の梱包を誰がしたのかと聞くと自宅から社長自ら梱包されたそうで、プロの仕事っぷりに完敗。