総合トラックの年賀状は写真入りにしている。
写真入り年賀状にしようとすると、トラックや社屋の写真もありふれており、見る方も面白いものでもない。使えるコンテンツは意外と少ない。2001年からはアーチストWATARU(小池渉)氏のその年の作品より選び、使用させてもらっている。私の独断で選んでいるが、個性的な年賀状に私のセンスを問うような社内の声も、今のところ聞こえてこない。
現在WATARU氏はアーティストだが、約20年近くは家業の食品メーカーで新商品の販売企画を担当し、マーケティングの第一線で多くの実績を残してきた。
中小企業には戦略を考えるスタッフやその道のプロがいないといわれているが、WATARU氏は年賀状のデザインのみならず、多岐に渡りアドバイスをもらっている有り難いブレーンなのだ。
今年の作品は、彼の活動拠点の一つであるバルセロナで作ったオブジェ。緑の背景が動いている感じに2006年の躍動やスピード感を表現したかった。
(写真: ミロやピカソも使ったアルティガス氏の窯で焼かれた作品、置いてある庭はガウディがグエル公園を作る期間制作の拠点にした建物の庭。ここがWATARU氏のスペインでの作品制作の拠点となっている。)