北越製紙市川工場視察(2)
[05.12.18]
製紙のためのエネルギーは化石資源(石油・石炭)ではなく、バイオマスエネルギー(製紙会社がパルプを作る際に木材チップから回収される黒液)が使われる。
バイオマスは化石燃料とは異なり、樹木と光と水によって再生可能であるため環境への負荷軽減に役立つ。また製紙メーカーには別の顔があり、紙製品だけではなく電気を作る工場となる。工場で生産された電力はかなりの量を売電することが可能で、地域の貴重なエネルギー源となっている。
物流業界はただただ環境に悪影響を与える産業だけに、話を聞いていて羨ましくなった。