学生時代陸上部に所属していたが、練習のあいまに顔を出し昔話を始める年配OBがおられる。関心をもっていただけるのは有難いが、40~50年前の陸上の練習方法や苦労話を聞いてもそんな時代ではない。話が長くなるとウォーミングアップした体も冷えてしまい怪我の原因にもなる。経営者として同じことを現場にしていないか、自分自身疑問に思う時がある。社長って我侭なモノで、つい身勝手に考えがち。
東日本大震災後、民間に比べて公務員の対応の遅さの苦情を度々聞く。現政権と行政もシックリしていないのも原因の一つ。ある医師から、震災直後被災地での薬不足が切迫した問題となっている中で、立川に緊急用薬品の国の備蓄があったそうだか、目的が海外支援用だということで使わなかったと言う話を聞いた。とっても馬鹿らしい話だが現実の様だ。余計なことをすると何かあった時政治家から批判をうけるので、それならアクションを起こさず見て見ぬふりをするのが実態のようだ。
会社でも、自主性とはいいつつ、失敗したら部下に責任を押し付ける。そんなことが何度かあるとチャレンジ精神が喪失してしまう。