小宮一慶さんの新書「ドラッカーがマネジメントでいちばん伝えたかったこと」を読み始めた一章に、マネジメントには自らの組織をして社会に貢献させるうえで三つの役割があると書かれていた。具体的には
1.自らの組織に特有の使命を果たす。
2.仕事を通じて働く人たちを生かす。
3.自らが社会に与える影響を処理するとともに、社会の問題について貢献する。
このドラッカーの文章に一つ一つ小宮さんが丁寧に解説している。
読んでいて嬉しくなってきた。理由は総合トラックの経営理念の3つに 近い範囲の内容だからからだ。経営理念を作る時、深いことは考えずに、どんな想いで運送会社を経営しているか、普段回りに話していることを3項目にし明文化した。
1.お客様が価値を認める物流サービスを提供する。
2.コツコツ働く人に報いる。
3.地球環境の保全に配慮する。
少年野球のコーチが普段話している指導が、プロの名監督の名語録と偶然一定したようなものだ。