当社の運転手の平均年齢は高い。理由は22名のドライバーの中で上は74歳~65歳が多く在籍している。
そして皆がエース級。人柄も良く、仕事に対する姿勢も尊敬すべき事が多い。運転手の自慢話をしたら止まらない、いかにお客様に可愛がれてきたかの歴史は長く深い。
年収の高い大企業は、40歳過ぎると会社に継続して在籍できない巧みな仕組みが出来上がっている。入社早々から少額でも給料の格差をつけ、その次にはポストに差をつけ、徐々に「会社にとっては貴方は不要な存在なんだ」と自覚させていく。給料やポジションに差がつくとそれを縮めることは容易ではない。そろそろ退社すべき時期ですよと40歳を過ぎると納得させていく。下の年代からの追い上げもきているから。企業間の競争を考えると、序列をつけ去ってもらう仕組みを作るべきかもしれないが。
運送業界でも社員の平均年齢が若いことを自慢する社長もいる。その為に若い人を積極的に採用する、一方では高齢者に対して冷遇してはいないだろうか。はっきり言いたい、わが社の自慢はドライバーの平均年齢の高さである。