ダイエーやヨーカドーの酒売場には、ワインやスパークリングの種類は多いが、ウイスキーやスピリッツ系は売り場面積が極端に狭く各種数本しか置かれていない。理由は利益率だと思う。
ワインは品種やメーカーが中小なので、消費者には価格差が見えない。酒専門のディスカウンターも一時より、ウイスキーやスピリッツ系の種類は少なくなり、ワインや日本酒・焼酎が多い。ウイスキー好きの私にとっては、この割り切りは不満を感じる。
都心部の繁華街にある酒専門店や成城石井には、ウイスキーやスピリッツ系はふんだんな品揃えで、見たことのないモルトウイスキーやバーボンやジンが並び、メーカーの特色は味についてのコメントがつけられている。知名度のない少量メーカーになると利益率が高い。
要は知名度のあるナショナルブランドだけを販売していたら、酒売り場は維持できないということだと思う。
物流でも、誰でもやれることは=低収益というのは、紛れもない事実である。酒の販売については規制があるが、こと運送においてはお客様でもトラックを購入すればできる仕事であり、我々に委託するのは料金が安いからである。