毎日感心しているのが商品の配送ミスが少ないこと。我々が取り組んでいる長尺や異形状貨物の混載は、集荷する運転者と配送する運転者とは毎回異なる。集荷した貨物は一度置き場に降し、夕方から翌朝にかけ方面別トラックに一台一台積み込んでいく。置き場に並べられた商品には何処から積んできたのか、何処に届けるかの情報が一切ない。商品にはバーコードもなければ伝票が貼り付けられている訳でもない。それと付属部品がセットになることもある。例えばH型鋼にダンボールに入ったボルトとか。置き場の限られたスペースの、形状別に並べるので、付属品が必ずしも対象商品の真横に置かれているわけでもない。専門の積込責任者はいるが、夕方のピーク時になると、積降作業はドライバーが主役になり複数の積込作業が同時進行でおこなわれる。混沌とした現場で積み忘れやテレコがあっても当然だと思うが思いのほど出荷ミスは少ない。その現場のチームワークは見事である、ぴりぴりした現場か言うとそうでもなく、現場での笑い声も絶えない。