研修会で知合った浜松の運送会社を訪問、来客応対の良さは感動ものだった。
①建物の外で社長自ら立って、我々を待っていてくれた。
②大雨で我々が濡れないように、社員が真っ先に雨の中飛び出て、乗用車を屋根下まで誘導。
③「ココ止めて」と社長が指示した場所が、事務所の入り口に一番近い屋根下で、実は倉庫に出入りするトラックの一番スポット、最前列で大型トラック用の大きな枠のど真ん中に誘導。仕事する上で明らかに邪魔になる場所、でも来客にとってはベストな位置。
④事務所に入ると、電話中の社員以外は皆起立して我々を向かえ。
⑤会議室に通され1時間半位話した後、帰りには、訪問した三人分の手土産が用意されていた。名古屋からきた人には生モノ、一泊して帰るであろう梶と古賀には地元名産の海苔。その土産がその日に、それぞれの来客のことを考慮して買わせたものであることは明白。
⑥帰りは我々の乗用車が見えなくなるまで我々をお見送り。
これら一つ一つは決して大きくお金が掛かることではないが、全てが気配りでどの会社で簡単に真似できることではない。
私はこれを「運送会社の品格」と理解したが、品格のある運送会社の顧客は必ず一流である。鶏が先か、卵が先か私にはわからないが、相関関係は絶対にある。 カジ