総合トラックは原油価格の高騰が切っ掛けとなり、不幸中にも幸いなことに、この一年をかけて小さくなる努力を懸命にしてきた。
・事業所集約
・3拠点で行われていた配車業務の一本化
・営業の一本化等
これからはどれでも、更なる厳しさが待ち受けているだろうが。
この時期に大切なことは、社長が各現場のリーダーへ、各現場のリーダーが働く仲間1人1人に、会社を良くする為に、具体的に各自が何をすべきかを明確にしていくことだろうと痛感する。働く仲間の熱意が間違った方向へ、いくことも危険である。
故・一倉定先生の講義のある事例を思い出した。
パート社員が会社のために良かれと思い、揚げ物用の油を、独断でコストが安い油に切り替えていたが、消費者は敏感で味が落ちた揚げ物は敬遠され、売上を大きく落とす原因となっていたと言う話である。