知人から聞いた話。
「○○書房は本屋ではなく書店を目指し店舗展開している。地域性を分析し、教材か娯楽かビジネス書か、何が売れるか徹底した事前調査の上で出店している」と言う。
業界は異なるが、常日頃同じことを私も言っている。「運送屋ではなく、運送会社になりたい。」その意図するところは、個人に頼るのではなく、会社としてチームとして取組んでいきたいとの想いで。
ところが知人の話を聞きながら「本屋がなぜ悪い」と疑問をもった。本屋には売る人と買う人の交流が存在し、温かみを感じる。書店は科学的で緻密な経営がなされるかも知れないが、使用者にとってそれが全てではない気がする。
我々に運送の仕事を出していただいているお客様も「運送屋がなぜ悪い」と同様な意見を持たれているかもしれない。