運転手のコミニュケーションのツールとして、缶コーヒーが頻繁に使用される。
例えば、お昼ギリギリの時間に倉庫に到着し、フォークマンの好意で、昼の休憩時間にくい込みながらも積込んでもらった時、作業終了後に自販機から缶コーヒーを買ってお礼にとフォークマンに手渡す。
届け先でも顔見知りになると缶コーヒーを貰う時もある。何とも言えずうれしく、運転しながら渡してくれた人の温かさを噛みしめながら、缶コーヒーを飲む。そんな時は、お茶やコーラやジュースでもなく、必ずコーヒーなのだ。
私はどれも同じ味に思えるのだが、缶コーヒーについて幾たびか運転手に「どのメーカーが美味しいか」と聞くことがある。どこでも同じと言う人少なく、各自必ずお気に入りのがあり、それ以外メーカーは不味いと言う人が多い。個人の好みであり人気のブランドは全く分かれる。体を動かす為か多くの人は砂糖入りを好み、ドリップで飲む本格的なコーヒーより、缶コーヒー独特の味を好んでいるようだ。