物流会社の多くの現場仕事は、繰り返しの作業。
今日600km走行したら明日も600km走り、今日20件配達したら明日も20件配達、今日100トンの入出庫なら明日100トンの入出庫、それが延々と続く。今日作った砂山を夕方には崩し、明日新たに同じ砂山を作る、そんな仕事である。
体調が悪い時や気分が落ち込んでいる時は、繰り返しの仕事は辛い。でもそんな仕事だからこそ、毎日の少しの工夫が重要になってくる。
「工夫」しようと言う意識は、やらされていると思っていた仕事が、自分が進んでやっていく仕事に変わってくる。体を使って一日忙しく動く仕事だけに、一日で見ると工夫する時間もゆとりもそんなにはないが、毎日少しづつでも継続すると、その絶対差は大きい。
イエローハットの本社で鍵山さんの掃除の勉強会に参加したことがあるが、何十年にわたり継続した小さな工夫の蓄積にはびっくりした。ホンダクリオ新神奈川の店舗を見学させてもらった時も、相沢社長の日々の工夫と努力には圧倒させられた。
小宮一慶さんは利益は工夫の結果だと言う。正にその通りだと思う。
お客様から、少しづつだが総合トラックは進化していると言ってもらえる様になりたいものだ。