運送会社にとって夏は強敵。
作業場である荷台にはクーラーが無いので、ちょっと体を動かしても汗だくになる。一日の水分補給も半端な量ではない。のどが渇く度に、自販機から飲料を買っていたのでは小銭が幾らあっても足りない。2ヶ月間続く戦いなので、飲料代だけでも相当な金額になってしまう。我が家ではペットボトル数本に麦茶を半分入れ、冷凍させてある。朝残りの半分に冷えた麦茶を注ぎ足して保冷容器に入れて出勤するが、家族の分もあるので精々2本しか持ち出せず1Lが限界。ちょっと暑くなると3L~4L位水分補給することも珍しくない。
その水分補給を供給側から見ても、夏は厳しい状況がある。日本中のトラックが飲料水の輸送に影響を受ける。弊社は季節的要因の強い商品はあまり得意としていない。季節的要因の強い商品は仕事の波が大き過ぎ、不効率になってしまうし、そちらに勢力を注ぐと既存のお客様にもご迷惑をおかけしてしまうから。そう言っていても引越しシーズン同様にあらゆる面で影響を受けてしまう。
運送業界の夏は,正に飲料との戦いでもある。 カジ