大阪のA社から聞いた話。100台を抱えるA社は長距離輸送部門もあり、40台のトラックが東京⇔大阪間を毎日運行している。今回の軽油の高騰は、値上がり分だけで年間2000万円以上のコストアップ要因になる。我慢に我慢の重ねたが、とうとう主要荷主に値上げ交渉することに。「値上げを言っきたのは貴社だけ、値上げは了解しても良いが、当然仕事が減ることは覚悟してほしい。」と言われたそうだ。結局仕事確保に値上げは撤回する。ではどこでそのコストアップを吸収していくのか。高速代・車両代金・保険・税金は定額、結局は赤字を出すか運転手の給料を下げるかの選択をせまられることになる。物流業は、参入障壁の低い業界だ。