夕方入出荷担当より、最近二基ある内の一基クレーンの音が激しく部品交換になり相当な費用が発生すると話があった。「今すぐ修理しなければならないの?」と尋ねると「もう少しの期間はだまして使える」との返答だった。夕方担当から電話があり、これ以上クレーンの使用は危険なので修理を依頼しますとの連絡だった。
その瞬間に浅はかな自分を恥じると共に、多数の犠牲者を出したホテルニュージャパンの火災を思い出した。「今すぐ修理しなければならないの?」と尋ねること自体が誤っている。横井社長も部下とのこんな問答の積み重ねで、安全を先送りにしていったのかもしれない。
結局クレーンは一週間後に部品が届くまで、使用を取りやめにすることに。積み込み能力が半減するので、この1週間は現場にとっても試練である。