浦安プラザのセミナー会場で、総合トラックのドライバー研修。
講師の上西一美さんの安全講習で、ドライブレコーダーの動画60件の交通事故を一つ一つ解説しても安全意識や実際道路上の注意点を丁寧に説明いただく。
プロドライバーだから、運転技術があるから、今まで無事故だからと運転をなめるな。馬鹿にした気持ちが事故を起こす。事故を起こさないためには、真直ぐ前を向くこと。事故の大小を決めるのはスピードではなく車間でもなく「運」まさにルーレット。一秒の脇見でも死亡事故は起き、急な飛び出しや前方車の急ブレーキは実際はほとんど無く、自分が脇見をしているからそう感じるだけ。回転したルーレットを止めるのは自分ではない。自分自身や家族をルーレットに預けるようなことはするなと説明されていた。
後半は大阪に大栄様、名古屋の高見起業様、浜松の入出運送様、北海道の丸吉運輸機工様のご参加いただいた幹部方々より、各社の事故事例や安全に対する取り組みも発表してもらう。
ダイエイ便のレベルアップ研修で、メタル便のことを説明する時間を30分もらった。総合トラックがメタル便にどう関わっていくかを説明するためにこの12年の相関図を作成してみた。作ってみて驚いたことは、全ての展開が出会いから始まっている。
左の写真の左の上部、総合トラックが小宮一慶さんに顧問になってもらう中、日経の取材をしてもらい、一枚の記事になった。この新聞がキッカケとなり、お客様である金森会長の目にとまり、鉄鋼団地の共同配送の構想が出来上がった。大阪へも、東海への展開も全てご縁が広げてくれた。
でも単に縁があったから広がったのではなく、やるべきことが明確だったので出会った人が関わったり協力者となってくれた。改めて縁の持つ不思議な力を痛感する。カジ
大阪の大栄に来るのは久しぶり。と言っても、3ヶ月ぶり位か。
事務所の端にサンドイッチが数十個ケースに入って置かれているのを発見。
「何に?」と聞くと、社員がお腹が空いた時のオヤツだと言う。
前社長の提案で、コンビニが近くないので大阪北港に移転して以来の慣習で、無料で自由に取って食べて良いのだそうだ。
社員以外でも、集荷に着たドライバーも食べるそうだ。
吉田氏は「経費削減項目の一つとして毎回議題にあがるが、熱心に配達してくれるパン屋さんの顔を思い出すと結局継続になる。会社が存続する限りは続くかもしれない。」と説明してくれたが、「働く皆さん、毎日有り難う」が本心だろうし、「会社が存続する限りは、働く皆に感謝し続けたい」が継続の真意と感じた。
総合トラックは、大阪の大榮社と、浜松のアトランス社と業務提携しており、名古屋ではメタル便東海という共同で運営している会社もある。提携には、各社それぞれの想いが有るだろうが、私には「DoMult(造語)」と言う明確な概念がある。 前に友人と雑談する中、「会社って不思議で、せっかくお客様が来社されても、お客様を追い出す。」 応接室では、限られた飲み物しか飲めず、席が決められ、自由な会話ができない。時間が経過すると、お客様を追い出しにかかる。お客様が自由にいていただける環境が実はない。お客様と親しくなるには、会社の建物を出て、喫茶・昼食・夕食を共にする方がよっぽど良い。 会社にパソコンシステムの詳しい人が一日いると、会社のOA化は急速に進む。機能が入ってくるからだ。会社に自由にいてくれる環境があれば、人と人とのコミニュケーションが親密になり、次々と新しいことが生まれてくる。会社のスペースに拘らず、意気の合った仲間が自由に居られる環境を作ろうと言うのが、DoMultの概念だ。出張で必要になるのは、デスク・電源・FAX・コピーだ、DoMultの概念のある会社にはコーヒーカップを置かせてもらえれば、勝手に飲み物は段取りしますの意志表示になる。
(写真: 広域のため、全員集まっての研修は難しいが、必要な時に関係するメンバーが集まっての研修会は、この2~3年で10回は超えている。気楽な雰囲気の中、真剣に取組む。)
大阪の大栄より、新しい名刺の版下がメールで送られてくる。弊社と共同で展開しているサービスである建材MIX便とメタル便を明確に打つ出したものだ。名刺の一瀬さんは、大栄のバリバリの営業マンである(写真データ-の画素数をかなり落としているので、ネットからコピーしプリントしても使えないように一応配慮してある)。