阪神淡路大震災の直後、多数のお客様から厳しい苦情をいただきました。
関西方面への車輌が圧倒的に不足し、長距離トラックの予定が全く組めません。お客様も事情は知っておられます。でも輸送しなければならない商品があります。震災後10んちも過ぎた頃から、我々は班を作り岡山・大阪・京都に見知らぬ運送会社に飛び込み訪問を開始しました。明らかに不謹慎ですが、事情は理解してくれました。東京でトラックを待っておられるお客様の想いを必死に伝えたかったのです。その時取引を開始した運送会社の縁は、いまでも続いております。