Ⅰ.ガラパゴス化する日本のトラック事情
日本にいると大型トラックの燃料は10年先、20年先も現状維持のディゼル全盛と考えている。海外では脱ディゼル化が着実に進んでいるおり、天然ガス(CNGやLNG)が軽油に変わる大本命と考えられている。
Ⅱ.なぜ脱ディーゼルなのか
2013年に世界保健機構(WHO)がディーゼルエンジンから排出されるPMを「発ガン性がある」と認定したことを受けディーゼル車の廃止を決定、加盟各国では代替エネルギーの可能性を検証し対策を進めてきた。EC加盟国に加えて米国、南米、中東、インド、ASEAN諸国、韓国、中国も天然ガスへの転換を図っている。